地方馬主の扉

先日、地方馬主資格を取得しました。
3月末に申請を出して、7月末に登録ですから約4ヶ月かかりました。
これからは地方馬主関連の情報も発信していこうと思います。

地方馬主資格をとろうと思った理由は何となくです。馬主資格ってかっこいいじゃないですか😊証明カードも貰えますし、競馬場では優待席がありますからね。一口馬主をやっていると自然とそういう発想になっていました。

「でも馬主資格なんてハードルが高すぎる…」、これは当たっているようで当たっていません。正確な表現に言い換えると「馬主資格を取ることはさほどハードルが高くないが、個人所有馬を購入預託して走らせるなんてハードルが高すぎる…」となります。

たとえば地方で走らせる馬を買うと数百万円します。入厩預託料は、ひとつきあたり、廉価である北海道15万円~最高水準の南関東40万円ほどかかります(ちなみに中央競馬は70万円ほどと言われています)。もちろん出走手当を始めとする収入もあるわけですが、それでもハードルが高いと言って差し支えないと思います。少なくとも僕には、馬を買って南関東に預けるほどの経済的余裕は全くありません。

「しかし馬主資格を取っても馬を走らせないなら意味がない」と思うかも知れません。確かに馬を所有していないと、馬主資格は2年ほどで取り上げられてしまうのです。

これを回避するのが「共有馬主」という仕組みです。

「共有馬主」とは1頭の競走馬を複数人で共有する仕組みですが、いわゆる一口馬主と決定的に異なるのが「出資できる人は馬主資格取得者に限る」というものです。

これはおそらく馬主資格維持の救済にもなっていて、1頭持ちしていなくても共有馬主として出資してさえいれば馬主資格は維持されます(一口馬主だけでは馬主資格は維持できません)。

共有馬主は10~20口で募集されることが多いので、単純計算で1頭持ちの1/10~1/20の費用で済むということになります。例えば20口の北海道所属馬に1口出資すれば、入厩時の費用も月1万円以下で済むことになります。

「共有馬主」というシステムが、馬主として競走馬を走らせることや馬主資格維持のハードルを大幅に下げてくれていることを理解していただけたと思います。

ちなみに世間的にはあまり認知されていないのですが、例えばスクリーンヒーロー、ロゴタイプ、サウンズオブアース、デュランダルなどの出資母体は中央の共有馬主です。馬主名義は「吉田照哉」となっていますが、あくまでも出資者の代表馬主としての名義であり、実際は中央馬主資格取得者による分割所有になっています。

今年のフィリーズレビューを制したノーワンも馬主名義は「藤田好紀」となっていますが、その実態は10口募集の中央共有馬主です。

馬主資格取得と競走馬1頭所有の間には、経済的な負担という意味で大きな隔たりがあるため、中央でも地方でもその間を埋めるべく「共有馬主」という出資形態が存在しており、その需要は非常に大きいと考えられます。

次回は馬主資格取得の条件や具体的な手順について詳しく書いていきます。

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