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デムーロの美浦移籍がニュースになりましたが、正確には栗東所属のまま2月まで関東留学するみたいな感じですね。3月以降は未定のようです。
騎乗が粗いとか言動に難があるとか色々聞こえてきますが間違いなく日本競馬を彩ってきた名優の一人。いいきっかけになれば良いですね。
閑話休題。2019年の中央平地G1（24戦）を振り返りたいと思います。
個人的に一番思い出に残っているのはノーザンファームで観戦したヴィクトリアマイル。
プリモシーンが本命だったこともありますが、完全ノーマークのノームコアが優勝。
今思えばあれがレーン旋風の幕開けでしたね。
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フェブラリーS ◎ゴールドドリーム（2人気2着）
高松宮記念 ◎アレスバローズ（7人気9着）
大阪杯 ◎ペルシアンナイト（3人気11着）
桜花賞 ◎アクアミラビリス（5人気13着）
皐月賞 ◎アドマイヤマーズ（2人気4着）
天皇賞春 ◎クリンチャー（4人気10着）
NHKマイルC ◎グルーヴィット（4人気10着）
ヴィクトリアマイル ◎プリモシーン（4人気2着）
オークス ◎シャドウディーヴァ（7人気6着）
日本ダービー ◎ダノンキングリー（3人気2着）
安田記念 ◎アエロリット（3人気2着）
宝塚記念 ◎キセキ（1人気2着）
スプリンターズS ◎モズスーパーフレア（3人気2着）
秋華賞 ◎カレンブーケドール（2人気2着）
菊花賞 ◎ザダル（6人気13着）
天皇賞秋 ◎ユーキャンスマイル（7人気4着）
エリザベス女王杯 ◎ラヴズオンリーユー（1人気3着）
マイルCS ◎アルアイン（5人気16着）
ジャパンカップ ◎カレンブーケドール（5人気2着）
チャンピオンズカップ ◎インティ（3人気3着）
阪神JF ◎ウーマンズハート（2人気4着）
朝日杯FS ◎ペールエール（4人気16着）
有馬記念 ◎リスグラシュー（2人気1着）
ホープフルS ◎オーソリティ（4人気5着）
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複勝率46% 【1-8-2-13】
単勝回収率28% 複勝回収率90%
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一言で言えば「精彩を欠いている」という感じ。
基本的に1人気を本命にせず複勝率46%というのは悪くないはずですが、その割には複勝回収率が90%に留まっており「これは…！」という穴馬を指名できたわけではないことを示している。そして全然気づいてませんでしたが本命が勝ったの有馬記念だけだったんですね
また、今年のG1では「1人気の儚さ」を実感した人も多いのではないかと思います。実際に今年のG1では、全9レースで1人気馬が単勝1.0-2.0倍の支持を集めましたが実に5レースで敗れ去っています。
敗れ去ったのは若駒が多いという見方もできるでしょう。気性的な若さを露呈するシーンもありましたね。【競馬予想のABC】でも記しましたが、コンマ数秒を競う中で予想し得ないファクターが多分に存在しているのが競馬です。これだけ断然人気馬が飛んでいるのですから、飛ぶことで跳ね上がる配当を考えれば「断然人気馬は問答無用で切る」という戦略が生まれるのは当然かなと思います。言っておきますがG1での断然人気馬なんて普通に見れば強いに決まっています。だからこその断然人気なのですから。「来たら諦めよう」は投げやりな姿勢ではなく、立派な戦略です。来年も迷ったら「あのアーモンドアイですら3戦して1勝しかしていなかった」と思い出しましょう。
来年のG1戦線が楽しみな馬はどれでしょうか。
やはり無傷の3連勝で世代王者の座についたサリオスとレシステンシアでしょう。
サリオスはハーツクライなので成長すれば中長距離路線でかなり楽しませてくれるのではないでしょうか。レシステンシアはダイワメジャーの快速馬ということでメジャーエンブレムを思い出します。マイル～秋はスプリント路線で楽しみです。でもメジャーエンブレムが桜花賞で1.5倍の人気を背負いながら4着に敗退したことを忘れはしません
あとはワールドプレミア。武豊が「まだまだ」という中での有馬記念3着は価値がありますね。長距離路線は寂しいメンバーになりがちなので、いい役者が出たなという印象です。
そして今年特に印象に残ったのはゴドルフィンの活躍。たまにしか生中継を観ない僕でも「ゴドルフィンよく勝ってるな」という印象があり、実際に今年は大きく勝ち星を伸ばしついに馬主として年間100勝の大台に乗りましたね。いよいよダーレーが本気を出してきたという感じですね。特にノーザンが力を入れていない？短距離路線で層が厚いのが上手ですよね。来年も楽しみです。
では皆さんも良いお年を！
