キャロット2020 厳選14頭

**初の単行本「超競馬考」発売中!**

参考記事:【一口馬主における調教師】【未来のクロノジェネシスを探せ!】

札幌記念、キーンランドカップと続けて馬券が的中。それぞれの回収率は582%751%と上々。近日発売の【競馬王10月号】でも「1人気の扱い方」について寄稿しています。是非ご一読いただくとともに、無料メルマガ【青の京大競馬】への登録もしていただけると嬉しく思います。

さて明日からはキャロットの一次募集が開始されます。
僕は今までキャロット10世代に渡り中央23頭+地方1頭の合計24頭(1世代平均2.4頭)に出資してきました。1億円募集も稀ではないキャロットですが、僕自身は超高額馬に出資したい気持ちが少なく、これまでの最高額はファーストフォリオとアストライアの7000万円です。アストライアは泣く泣くの出資という感じだったので、基本的に超高額馬は出資対象から外しています。

そんな中からでもハープスター(4000万円、桜花賞1着/札幌記念1着/チューリップ賞1着/新潟2歳S1着/オークス2着)、ジェベルムーサ(2800万円、エルムS1着)、シャルール(2400万円、クイーンS2着/福島牝馬S2着)、シーズンズギフト(1800万円、ニュージーランドT2着/紫苑S出走予定)、モントライゼ(3000万円、小倉2歳S出走予定)ら重賞戦線で戦う馬が出てきてくれています。コンダクトレス(1200万円!)なんかも実に応援しがいのある良い馬です。

誤解の無いように言っておきますが高額馬を避けるのが賢明と思っているわけではありません。出資の基準なんて人それぞれ好きに持てばいいのです。安くない身銭を切っているんです。悔いなく自分が楽しめれば、それに勝る一口馬主ライフはありません。

僕も自分なりのマイルールがあり、何の根拠もない勘も多分にあります。そんな色々をつぎ込んで、今年の募集総数92頭から14頭に絞り込みました。前述の通り、僕は高額馬に興味が湧きませんのでハープスターの19はパスです。シャルールの19は厳選14頭には入りませんが、出資します。さあこの14頭の中に当たりはいるんでしょうか

(ちなみにキャロット史上最高回収率を記録している馬はリスグラシュー。募集3000万円で獲得賞金14億円!)

バウンスシャッセの19 →「グランプレジール」
【父モーリス/堀T/5000万円/管囲20.0cm/478kg】
雄大な馬格で血統的にもモッサリしてそうだが、父を管理した堀厩舎へ預けるのは期待の裏返しか。牛と呼ばれたサリオスでも結果を出しているし、あとはモーリスが走るのかどうか…

クレオールの19 →「エスペラント」
【父エピファネイア/武藤T/2000万円/20.0cm/444kg】
走るエピファネイアの特徴SSの3×4持ち(まあ良く居ますが…)。とても胴長短足だが、見栄えのする筋肉でこの価格なら。

リーチコンセンサスの19 →「ジェネラルウィル」
【父ドレフォン/林T/2000万円/19.8cm/454kg】
新種牡馬ドレフォンは米国の短距離馬。きっと本馬のようなガチムチ体型の方が走る。まず間違いなくダート馬でしょう。繁殖狙いでも面白そう。

ティンバレスの19 →「パーカッション」
【父イスラボニータ/田中博T/1800万円/21.2cm/486kg】
新種牡馬イスラボニータ。かなり大きくなりそうだが見栄えのする好馬体。父の素軽さが内包されていれば。

ピンクアリエスの19 →「ローゼシュティア」
【父トーセンラー/菊沢T/1400万円/19.8cm/413kg】
手足が長く小柄だが管囲はあるし成長の目はある。キャロのトーセンラー産駒はザダルが活躍中だが、同じく母父キングマンボ直系。

ロスヴァイセの19 →「ヴァーンフリート」
【父リオンディーズ/手塚T/3000万円/21.0cm/497kg】
SSの4×4。かなり大きくなりそうでパワフルな馬体。スピードに欠けそうな気もするが厩舎は期待度高いのでは。

クルソラの19 →「セレシオン」
【父ハーツクライ/友道T/5000万円/20.7cm/439kg】
全弟ラクンパルシータは鶏破で後肢に弱さを抱え色々と厳しいが素質はあったと思う。古賀→友道替わりは間違いなく好材料だろう。

ギモーヴの19 →「スモア」
【父ドゥラメンテ/高野T/4400万円/20.8cm/451kg】
綺麗な馬。母父ハービンジャーがどう出るかだが、逆のハービンジャーxキングカメハメハからはブラストワンピース、モズカッチャンが出ている。SSの3×4内包。

ディアデラノビアの19 →「グランディア」
【父ハービンジャー/中内田T/5600万円/20.0cm/426kg】
良血らしくとても良く映るし厩舎も良い。全兄ドレッドノータスを含め3頭の兄がセン馬となっており、激しい気性コメントが既に出ている本馬もタマを取られる覚悟が必要。

ジュモーの19 →「フォアランナー」
【父ハービンジャー/西村T/5000万円/21.0cm/482kg】
大きくなりそうだが見栄えのする好馬体。全兄プロフェットは札幌2歳S2着、京成杯1着。厩舎も個人的に好印象。

ワナダンスの19 →「コルティーナ」
【父キタサンブラック/橋口T/1800万円/20.6cm/488kg】
まとまりのある馬体。SSのクロスは無いが、母父父はStorm Cat。ブラックタイドはディープの全兄だし、このStorm Catが好配合として効いても。

カニョットの19 →「セレステイブランコ」
【父ディープブリランテ/渡辺T/1800万円/20.4cm/460kg】
伸びやかな歩様が目につく1頭。半姉が先日新馬勝ち。ただ厩舎的には強調材料に乏しい。

シンハディーパの19 →「シンハプーラ」
【父ディープブリランテ/高野T/2000万円/20.0cm/403kg】
いかにも素軽そうなスラリとした馬体。ディープブリランテxウォーエンブレムならスピードの持続力は鬼か?興味深い1頭。

アンソロジーの19 →「プライルード」
【父ラブリーデイ/北海道or南関東/1400万円/20.3cm/448kg】
地方所属ならこの一択か。トモの発達が目立つし、SSの3×4内包。半姉は先日中央で新馬勝ち。

参考記事:【一口馬主における調教師】【未来のクロノジェネシスを探せ!】


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