超競馬考の取説3

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9/8に行われた京成杯AHはトロワゼトワルの鮮逃切でした。

1人気に推されたグルーヴィットは11着と大敗しました。僕はこれまでにグルーヴィットを2度本命にしています。しかしTwitterでも書いた通り、ここでは極めて怪しい人気馬であると見ており、実際そのような結果となりました。

ただ、今日の記事の本題はそこではありません。レースにおいては好走しない馬が大半なのですから、好走しない馬を当てたところで必要以上に大きな顔をするのは考えものですね。たとえグルーヴィットが1人気を裏切りそうだと感じても、京成杯AHは買うべきレースではなかったと思います。端的に言うと、京成杯AHは美味しいレースではなかったというわけです。

何をもってそう言えるか?

それはオッズです。京成杯AHは1人気グルーヴィット4.0倍を筆頭に7人気プールヴィル9.8倍まで、実に7頭が単勝10倍を切るという大混戦でしたね。

これが馬券を買う上でどのような影響を及ぼすのか考えてみましょう(超競馬考でも詳しく述べています)。

大混戦オッズを見ると「荒れる」「積極的に買いたい」という人がいますが、これは大きな間違いです。大混戦オッズでは荒れません。むしろ配当はあらゆる組み合わせで平たくなります(厳密に言えば、人気サイドで決着した時の配当は普段より高くなりますが…)。京成杯AHは4→5→10人気で決着しましたが3連単は18万にとどまっています。「荒れる」という現象は、人気を集めた馬が存在し、かつその馬が馬券圏外に飛んでいくことで発生します。大部分の人が外れ馬券を握っているおかげで、残りの数少ない的中者で馬券売上を山分けできます。これが「荒れる」ということです。
大混戦オッズであれば、あらゆる買い目に馬券購入者が分散されるため、必然的に的中時の分配は平たくなりがちです。つまり、一人勝ちできる状況を作りにくい、それが大混戦オッズの意味するところです。

競馬で勝ちたければ積極的に一人勝ちを狙っていくべきですから、このようなレースを狙うべきではないと言えます。

また、超競馬考でも主張しましたが、競馬の着順は思っている以上に運に左右されており、それはつまり好走率にはオッズほどの差がないと思っています。そのような前提のもとで人気馬が過剰人気を背負って飛ぶからこそ人気馬を切るメリットが大きくなるのであり、人気馬が過剰人気を背負っていない状況(京成杯AHのようなオッズが平たくなっている状況)では、好走率に対して妥当なオッズがついていることになり、人気馬を切るメリットが小さくなると思うのです。

大レースに参加したい気持ちは当然ですが、本当に勝ちだけを純粋に追求するのであれば、狙うべきレースと避けるべきレースを理論的に突き詰めていく必要があると思います。

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